チンタイム

Web漫画家丸本チンタのつぶやき

娘から的確なアドバイスをもらう

蚊にまつわる話のアニメ漫画をアップしました!

 

娘(小3)からもらったアドバイスを反映させて仕上げました。

 

娘がくれたアドバイスはどういうものだったか、まずは完成した動画を見てください。

 聞けば殺しにくくなる蚊の話。

 

「人間で言えば妊婦さん…」とまで言わせておいて蚊を殺してしまう場面を描きたくなかったので、当初はパパが躊躇している間に蚊が飛び去るというラストで作っていました。

 

それを見た娘が、「もにゃちゃんの猫らしさがない。猫なら蚊を追いかけたりつぶしたりする」と言ったのです。

 

キャラクターもにゃちゃんの猫らしさがない、まずここからしてたしかに的確で、第一話での〝猫みたいな女の子!〟というフレーズに合った猫らしさは、今のところあまり出せていません。

 

それは作っている僕としても自覚はありまして、言い訳としては、第一話から思った通りの集客ができずに予定変更となり、この一年本腰をいれてYouTubeの動画制作ができなかったということがあります。

 

もにゃちゃんが猫っぽいというエピソードは用意しているものの、制作に時間がかかる内容でとりかかれていないんですね。

 

うちには飼い猫がいまして、今の季節部屋に入ってきた蚊などの小さい虫を追いかけて、肉球でぽん!と押して潰してしまいます。

 

虫には申し訳ないですけど、そんな姿を僕たちは微笑ましくながめています。

 

猫からしたら蚊の事情なんて知ったこっちゃないんです。

 

無邪気なのが猫の可愛さですよね。

 

そもそも、なぜ主人公の女の子に猫らしさを入れようと思ったのかというと、単純に幼い娘と猫に類似点が多々あり、両方とも可愛いので「まぜちゃえ」というところからでした。

 

僕は売れそうな、あからさまに人気が出そうな、小手先の目立つ設定が好きでないので、そういうものを極力排除する方向で漫画を作っています。

 

そういうものを排除しても人が読んでくれる漫画って、それはもう作品の底力じゃないですか。

 

そういうものを作りたい。

 

ただ、やはり難しいので、主人公の女の子ぐらい、ほんの小さな、ささやかな設定があってもいいかなと思って、足した要素が〝猫みたいな〟というフレーズでした。

 

それがまだ出せていない中での娘の指摘は的確だったと思います。

 

急遽ラスト部分作り直しました。

 

いろいろと猫っぽい蚊の潰し方も検討しましたけど、そうは言っても もにゃちゃんは人間なので、ふつうにパチンでいいでしょう。

 

人間にとって蚊は殺すもの。

 

もにゃちゃんは蚊の事情なんて知ったこっちゃないんです。

 

それで正解だと思います。

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【アニメ】知りたくなかった蚊の真実!/Mosquito truth【漫画】 - YouTube

 

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