チンタイム

Web漫画家丸本チンタのつぶやき

広告漫画・商品PR漫画の制作依頼料の相場はいくらか?

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上の画像は5年前に出版した僕の漫画本の印税です。

 

最近でも、たまぁ〜〜〜〜〜に、こういう振込があります。

 

実質廃盤となっている書籍なので、ほぼ電子書籍からの売り上げ分だと思います。

 

もろもろ引かれて5990円。

 

少額ですが古い書籍を買ってくださる人がいてありがたいです。

 

〝イラストレーターのつぶやき〟としてやっているこのブログですが、イラストレーターらしい記事が少ないので、今日は少しそれらしいこと、本の印税についてではなく、広告漫画・商品PR漫画の制作依頼料について書きたいと思います。

 

・広告漫画・商品PR漫画の制作依頼料金

広告漫画・商品PR漫画の制作依頼料の相場は、依頼する側の人と依頼してほしい側の人にとっては気になるところだと思います。

 

ただ、やはりピンキリなので相場といっても難しく、ネットで調べてもけっきょくはっきりしたことはわからないですよね。

 

相場がわからないので、「いくらで依頼していいかわからない」「いくらで受けていいかわからない」というような声をよく耳にします。

 

なので、僕レベルでどれぐらいもらっているかということを言います。

 

4コマ〜10コマぐらいの漫画イラスト、それに少しテキストをつけて、だいたい1万円〜15万円ぐらいもらっています。

 

けっこう幅があるでしょう。

  

お金は発生せず商品がいただけるだけという案件もありますし、最大でいうと過去に20万円というのがあったような気もします。

 

商品が一つ売れるごとに、あるいは一つ契約が決まるごとに、というような歩合的なパターンもあり、一つで30万円以上の収益になった案件もいくつかありました。

 

こちらから依頼料交渉をする場合もありますが、僕の場合それは稀で、基本的にはご提示いただいた料金でお受けするかどうかを決めています。

 

最初に依頼料の提示がない場合には、ご依頼をお受けしない場合が多いです。

 

仕事の話として金銭の話を先にしてくれないのは僕としてはどうかという思いがあるためです。

 

時給が書かれていないバイト募集の張り紙を見ているような気分と言ったら、ご理解いただけるでしょうか。

 

報酬について尋ねると返信が途絶えるというケースも過去に何度も経験していますから、僕の中では最初に報酬の提示がない案件は敬遠するという対応に至りました。

 

では、イラストレーター・Web漫画家としての〝僕のレベル〟というのはどういったレベルか。

 

まず、作品だけの価値で生活できるというレベルではぜんぜんありません。

 

僕のSNSのフォロワー数は、ブログ45000、インスタ25000、Twitter6300、Tik Tok18000、YouTube1300 です。

 

最近漫画のアップ率が少なくなってきたのに伴い、ガンガンフォロワー数が減ってきていますが(数千〜万単位で減っている)、現時点ではそういった感じ。

 

インフルエンサーとしては少なく一般人にしては多いというレベルですが、僕に広告漫画・商品PR漫画の制作依頼のお声がけがあるのは、こういったSNSのフォロワー数のおかげです。

 

ただ、これも絵柄や作風、運などもありますから、同じくらいのフォロワー数の同業者で同じだけの金額で仕事をしているかというと、そこにもかなりの幅があると思います。

 

僕のプロフィールのページも参考にしてください。

プロフィール

 

僕は自分からは営業というか、売り込みは一切していません。

 

ネットに漫画をアップして、すべてそこから派生したご依頼です。

 

ルートでいうと、1:各SNSからの直接のDM、2:Web漫画を掲載させていただいていたサイト経由、そして書籍を出したことがあるので3:出版社経由です。

 

大企業からの直接のご依頼とかだと金額はもっと多くなるかもしれませんが、僕レベルではそういうご依頼は今のところありません。

 

大きめの案件になると、クライアント様と僕の間に、2者をとりまとめる会社が入ることが多いです。上記のパターンでいうと2と3にあたります。

 

個人的な話になりますが、最近はネットへの通常の漫画(僕の現在の母体となるエッセイ漫画)の投稿率が落ちていてPR漫画を投稿しずらく、基本的には広告漫画・商品PR漫画のご依頼は数を絞ってお受けしている状況です。

 

僕のフォロワーさんは僕の漫画を見たい人たちなので、広告漫画・商品PR漫画の投稿が増えるとフォロワー数が落ちますし、露骨にバッシングDMがきたりもします。

 

あたりまえですが、ずっとCMだけが続く番組ってイヤじゃないですか。

 

通常の漫画の投稿が多い中でしたらフォロワー数も増えていきますし、広告漫画・商品PR漫画の投稿もCMとしてやりやすいです。

 

このまま漫画をアップしなくなれば、そういったご依頼自体なくなっていくだろうと思います。

 

やはり職業としてイラストレーター・Web漫画をやっていくには、単純にSNSのフォロワー数を増やすということ以外にも、コネクションを増やす、繋がりを大切にするというような営業活動も重要となってくると思います。

 

SNSのフォロワー数が少なくてもイラストレーターとして生活されている方っていますよね。

 

僕としては、難しいのはわかっていますが、どういう形にせよ作品の価値で生活ができる作家になりたいです。

 

と、まあいろいろあるんですけど、本日は僕レベルのWeb漫画家の広告漫画・商品PR漫画の制作料金についての話でした。

 

誰かの参考になりましたでしょうか。

(^ ^)

chintime.hatenablog.com

 

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