チンタイム

Web漫画家丸本チンタのつぶやき

現代を描く今後のドラマや漫画、映画などは新型コロナを織り込むべきか否か

『鬼滅の刃』の快進撃が止まりませんね。

 

映画も規格外の大ヒットスタート。

 

メディアも諸手を挙げて鬼滅を後押し。

 

『鬼滅の刃』、これだけの人気作になるのだから作品の内容が良いのは間違いないのでしょうけど、タイミングもこの上なく良かったのかな👍

 

それにしても、パチンコ屋や劇場を批判し〝夜の街や電車怖い〟〝Go toトラベルはまだ時期尚早〟と言っていた人たちはどこへ消えたのでしょう。

 

むしろ夏場の方がウイルスの感染率は落ちるような気がしますが。

 

映画館はウイルスに感染しない聖域なんでしょうか。

 

ともかく、おそらく〝コロナ怖い〟の人たちまで映画館に大勢引っ張り出したであろう鬼滅はすごい。

 

僕は新型コロナに関しては、対策をした上でできる限り通常の生活(新型コロナ前の生活)をした方がいいという考えですから、『鬼滅の刃』の映画のヒットのおかげで年内に少し新型コロナによる陰鬱な雰囲気が和らいで良かったなと思っています。

 

ちなみにうちの小4の娘は『鬼滅の刃』は今のところ漫画もアニメもほとんど見ていません。

 

娘が見ていない理由は、「こわいから」とのこと。

 

グロテスクだったり残虐な描写があるらしいですね。

 

うちの娘は『鬼滅の刃』に限らず、ホラーでも血が飛び散るような表現が多くある作品はこわがって見ません。

 

苦手なんですね。

 

ところが!

 

驚いたことに、娘が『鬼滅の刃』を嫌いかというとそんなことはなく、めちゃくちゃ好きみたいです!

(´⊙ω⊙`)

 

見ていないにもかかわらずキャラクターの名前も全部言えますし、『鬼滅の刃』の魅力を僕に延々と語ってきます。

 

見ればいいのにと何度も勧めましたけど、それはやはり「こわいから見ない」と。

 

見ていないのに好きとか正直わけがわかりませんけど、流行ってこういうことなんですよね。

 

さて、『鬼滅の刃』の話はそのぐらいにしといて、僕の作品作りに関する話をしたいと思います。

 

・新型コロナ以降の現代劇

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僕の作品作りが停滞しています。

 

理由はいくつかあります。

 

その一つが、日常の漫画に新型コロナを織り込むかどうかの決心がつかないというところです。

 

僕の予想として、他の感染症と比較して新型コロナだけ特別に扱っている現状は2年以内に収まると予想しているので、日常といっても漫画だし、架空の世界ぐらいみんなマスクなしで自由に交流できる世界を描いた方がいい、それがいい、と思うのですけど、外へ出ると夏に低下していたマスク率が秋になり冬に向けて今また高まっているような気がしますし、入店時の消毒、レジ店員前のシールドカーテン…それらを見ると考えが揺らぐんですよね。

 

僕の状態が良いときであれば自分の考えを突き通すと思うんですけど、数年描いてきたエッセイ漫画が通用しなかったという挫折感、コロナに対する世の中の対応への絶望感がある中ですので迷いが出ます。

 

娘の学校では今まだ給食中はグループにならず各個人前を向き無言で食事、運動会は中止(6年生だけ簡易的なものをやる)追記:全学年で簡易的なものをやる、社会見学中止、オンライン授業のテスト開始などなど、新型コロナ前と違う世界で、それが日常です。

 

マスクで言えば、僕は基本あごがけで外出し、人が多いところや店内ではちゃんと着用するということにしていますけど、それは本気で新型コロナを警戒している人がいることを知っているので、そういった人たちへのマナーというかパフォーマンスでやっているだけで、本音では例年通り、インフルや風邪が流行する時期に、疑わしい人や気になる人が自己判断でやるレベルでいいと考えています。

 

自分自身のことで考えても、人目を気にしてマスクを着用しているこの現状を払拭できないので、ひょっとするとマスク着用がマナーというのは定着してしまうのではという懸念があります。

 

透明のカーテン一枚、アクリル板ひとつとっても、人を遮るものを作ることには慎重にならなければいけないと僕は思うのですが、やはりこれらも定着してしまうのでしょうか。

 

透明な監獄での生活は人の心を蝕みませんか、どうですか。

 

いっそのことファンタジー漫画を用意しようかとも考えますが堂々巡りです。

 

Kindleインディーズマンガ大賞で準大賞をもらって、さあ新しく心機一転というタイミングでのコロナ禍でした。

 

最近、新型コロナを織り込んだドラマも放送されているようです。

 

 

日本テレビ系連続ドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」

www.nikkansports.com

賛否両論あるらしいです。

 

やはり見た人の意見も分かれるんですね。

 

すでにスタートしている連載漫画や連続ドラマや映画であれば、それまでの世界観もありますし、新たな生活様式など考えなくてもいいと思いますけど、今からスタートする現代劇を作るとき、やはり新型コロナを無視するのは難しい。

 

以前のような運動会、ハロウィン、社会見学、給食風景、それらを描いていいのかどうなのか、悩ましい。

 

感染によって得られた免疫もさほど長続きしないという話もありますし、ワクチンにも期待できそうもない雰囲気。

 

今のマスク&ソーシャルディスタンス社会が以前に戻る日は来るでしょうか。

 

来ないのでしょうか。

 

 

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